お茶づくりのこと
健康な土とお茶の
樹の力に任せたお茶作り
すっと体に染みこんでくる。
それが私たちの理想とするお茶の姿です。
鮮烈さは乏しいかもしれませんが、水のように、空気のように、
日々の生活によりそうものでありたい。
そのために、健康な土から育った健康な茶葉づくりを志しています。
私たちの茶畑を耕運機で耕すと、後ろから鳥がついてきます。
耕したところからミミズが出てくるからです。
この畑の力と生態系を守りながら、
お茶の樹が持つ自然の力で育てています。



「メチル化カテキン」は若い新芽ではなく、陽光をたっぷり浴びた成熟した茶葉に多く含まれています。それぞれのお茶に適した茶葉の収穫をしています。
煎茶とは異なり、収穫した茶葉はすぐに揉みこんでいくことはしません。風通りの良い場所で、茶葉の中で酸化発酵の準備が出来るのを待ちます。
「べにふうき」の若い芽は、先端が赤っぽいのが特徴的です。生の葉をかじってみても苦味が強く、紅茶に向いた品種であると実感します。
定植2年目のべにふうき茶樹。挿し木をして苗木を育てるのに数年、定植してから収穫できるまでに数年を要しました。西製茶所では今では立派な成木になったべにふうき茶樹を、大切に育てています。
茶葉の新芽は非常に美しいものですが、「べにひかり」のそれは非常に色が明るく鮮やかで特に目を奪われます。
まだまだ幼木の頃のべにひかり茶樹です。定植から毎日の草取り、収穫の日の喜びを思うと、茶畑が本当に愛おしく思えます。
出西しょうがは繊維質が少なく、上品な香りの小生姜です。
出雲市斐川町出西地区では、夏になると青々と茂った生姜畑があちこちで見られるようになります。近くを通るだけでも爽やかな生姜の香りが漂ってきます。
クロモジは収穫から乾燥、選別まで全て手作業で丁寧に行っています。
クロモジは香りがいいので、和菓子用の高級楊枝に使われています。削りたてのクロモジの香りは、客人をもてなす最上の香りとされていたのです。
水1リットルにつきティーバッグ2包が目安です。そのまま冷蔵庫で数時間冷やして、お好みの濃さになったらティーバッグを取り出してお召し上がりください。

熱湯で1分程度、さっと淹れるのがおすすめです。
熱湯で1分程度、さっと淹れるのがおすすです。
出雲平野は米どころでもあります。あいがもが元気に動き回ることで、美味しいお米が育ちます。炒り玄米に加工した際の香りの高さも格別です。お子様にも安心して召し上がって頂けるよう、きちんとした原材料を使用しています。
カフェインが少なめなので我が家の子供もゴクゴク!夏場は作ってもすぐなくなります。
カワラケツメイの葉がネムノキに似ていることから「ネムチャ」や、浜辺の湿地に多く自生することから「ハマチャ」、種子がマメのように見えるので「マメチャ」などと、地方により色々な呼び名で広く親しまれています。
見ごろを迎えた荒神谷のハス。葉の収穫は7月後半から8月にかけての短い期間に行います。
結実する穂の数により、小花が二条に並んで付くことから二条大麦と呼ばれています。
麦秋(初夏)のころ、出雲地方の麦畑の風景です。爽やかな風に麦の穂がそよぐ様は壮観です。
ススキに似た細長い葉をもつ多年草。草丈は1m前後になります。シトラールという香り成分がレモンに似た爽やかな香りのもとです。